南アフリカ出身のマーティン・ピストリウスさんは、12歳の時に突如としてクリプトコッカス髄膜炎にかかり、昏睡状態に陥りました。家族は有名病院での検査を繰り返しましたが、病名や治療法は見つからず、3年間意識不明のまま過ごしました。母親は看病生活に疲れ、自殺をしてしまい、父親が介護を担うようになりました。その後、マーティンさんはヴァーナさんと出会い、意識があることが判明し、リハビリを続け、自分でパソコンを使用するまで回復しました。現在はフリーランスのウェブデザイナーとして活躍し、幸せな家庭を築いています。マーティンさんが過ごした閉じ込め症候群について、家族や介護について考えさせられる感動的なストーリーです。