ピンクレディーの元メンバーであり、歌手兼女優としても活躍する増田恵子さんは、熟年離婚や自己破産、病気や隠し子の噂にも関わらず、現在も精力的に活動を続けています。

1957年9月2日、静岡県静岡市に生まれた増田さんは、3人兄弟の末っ子として、4歳で父を亡くし、その後7歳の時に母の姉夫婦に預けられました。

ミーさんとは学生時代からの同級生で、中学・高校ともに同じ学校で過ごしました。二人はヤマハが主催する音楽オーディションに参加し、見事合格。

デュオ「ピンクレディー」を結成し、音楽界での地位を確立しました。

オーディション番組「スター誕生」での優勝を機に、ピンクレディーとしての活動を本格化。

UFOやサウスポーなど、ミリオンセラーを連発し、1978年には日本テレビ歌謡グランプリ、日本レコード大賞など、多くの賞を獲得しました。

デビュー時の収入は modestで、大卒初任給の半分程度でしたが、ブレーク後は収入が急増し、3年目には月給が30万円に達しました。

しかし、1980年にピンクレディーは解散を発表。その時点で人気は低迷しており、解散コンサートでは空席が目立ちました。

解散理由は明かされていませんが、事務所の倒産が影響していると言われています。解散後、増田さんはソロ歌手として活動を開始し、「スズメ」などのヒット曲をリリースしました。

また、女優としても多くのドラマや映画に出演し、成功を収めています。

増田恵子さんは、60歳を超えた今でも、その美貌を保ち続け、ミニスカートでの歌とダンスを披露していることで知られています。

2022年8月18日にはテレビ番組「徹子の部屋」にゲスト出演し、4歳年上の夫との生活について語りました。

ピンクレディとして1976年にデビューし、1981年に解散した後、2010年には再結成を果たした増田さんは、私生活では44歳で結婚し、結婚生活は既に20年を数えます。

司会のさんから結婚前の仕事への献身ぶりについて質問されると、増田さんは「18歳からデビューして以来、仕事一筋で生きてきた。結婚を決意した時、仕事と家庭のバランスをどう保つか不安だった」と振り返りました。

しかし、夫からは常に「無理をしなくてもいい」と励まされ、20年経って夫婦らしくなれたと感じているそうです。

夫は料理が得意で、増田さんが遅く帰る夜は食事を作って待っていてくれるそうです。

正月には2人で過ごし、役割分担しておせち料理を作るなど、日常生活の中での協力も語られました。

増田さん自身は煮物が得意で、「煮物の女王」と自称し、家庭内での役割を楽しんでいる様子です。

夫の大らかな性格が、増田さんのマイナス思考をプラス思考へと変えたとも言及しています。

夫婦間では離婚の噂が何度かありましたが、これらは乗り越えてきたそうです。

夫との出会いはCMを通じてで、結婚に至るまでに複数のCMに出演していたことも明かされました。

増田恵子さんと野口五郎さんの関係は、芸能界でも注目された話題でした。2人の熱愛に関する報道は、多くのメディアを賑わせましたが、最終的には両者とも関係を否定しました。

増田さんは、野口さんとは仕事の相談をしていただけであり、熱愛関係はないと明言。野口さんも、「歌手仲間としての友人」との立場を強調しました。

この件については、証拠不足もあり、結局のところ噂は明確な結論を見ずに終わりました。

一方、増田さんと現在の夫である桑さんとの出会いは、CM制作がきっかけでした。結婚式は東京のシャペルで行われ、幸せなスタートを切った2人ですが、結婚当初からさまざまな試練に直面しています。

増田さんの健康に関する噂もありました。特に注目されたのは、激痩せとその原因とされるバセドウ病です。この病気は甲状腺ホルモンの異常分泌によって起こり、体全体がフル回転状態になってしまうというもの。

増田さんは2005年にこの病気を告白していますが、実際には1991年に発症していたそうです。病気との戦いは長く、辛いものだったでしょう。

2023年現在、完治したという情報は見つかりませんでしたが、増田さんは病気と向き合いながらも活動を続けています。

さらに、増田さんは腹膜がんについても公表しており、2019年末には腹膜がんと診断されたことを明らかにしました。腹膜がんは、がんが転移し、末期に近い状態になった時に現れることがあります。

治療には高濃度の抗がん剤が使用され、強い副作用が伴うことが多いですが、増田さんは勇敢に闘病生活を送ったと推測されます。

その後、2022年末にはInstagramに最新ショットを投稿し、無事に回復したことが伺えました。

これらの試練を乗り越え、2023年にはバラエティ番組に元気な姿を見せるなど、増田恵子さんは多くの困難を乗り越えてきました。ファンとしては、彼女の完全復活を心から喜んでいます。

増田さんの人生は、芸能活動だけでなく、私生活や健康面でも多くの挑戦があったことがわかります。

増田恵子さんが、あるテレビ番組での一幕を通じて、彼女の天然な一面と、ピンクレディとしての過去に対する深い愛着を垣間見せました。

番組では、解散後に数々のピンクレディの楽曲を手掛けた作曲家との、思い出深い食事の場所を探し出す企画が進行されました。

その過程で、増田さんが作曲家と食事をしたと記憶していたレストランが実は昨年閉店していたことが判明。

しかし、番組は当時のシェフに連絡を取り、彼がスタジオで当時の味を再現してくれることになりました。

ところが、重大な勘違いが発覚しました。実際に増田さんが作曲家と食事をしたのは、全く別の店だったのです。

この事実が明らかになった時、増田さんは恥ずかしそうに下を向きながら、過ちを認めました。

彼女は作曲家からの電話で、食事した店の名前が違うことを指摘されたと述べ、自分も勘違いしていたと釈明しました。

三国シェフのレストランには別の友人と訪れたことはあるものの、その記憶と作曲家との食事の記憶が混同していたようです。

この勘違いに対して、スタジオの出演者からは、笑いを交えたツッコミが入りました。
ピンクレディとしての輝かしい過去を背負いながらも、彼女は現在も変わらず、多くの人に愛される存在であり続けています。