政府が公表した「2023年度の年次経済財政報告(経済財政白書)」によれば、30代の未婚率は17〜76%であり、所得によって最大4倍の差があることが示されている。所得が低いほど未婚率が高く、賃金水準の低さや男女の賃金格差が非婚化の背景に影響している可能性があると分析されている。この傾向は以前の調査でも見られたものであり、結婚を増やすためには若年層の所得向上が重要だとされている。