警察庁は、国際的な排ガス規制強化に伴い、道交法で規定されているミニバイク(原動機付き自転車)の定義を現行の排気量50cc以下から、出力制限条件で125cc以下に変更することを検討している。これにより、新たな規制に対応するための要望を受けていた業界団体の要求に応えることとなる。具体的な制限条件としては、125cc以下の車体には最高出力をミニバイクと同程度の4キロワット以下に制御する装置の設置を義務付けることが議論される。現行の規制や免許制度には変更はなく、法定速度や2人乗り禁止などの規則は維持される予定である。