科学ジャーナリストの松永和紀氏によると、手作り料理による食中毒のほうが危険であるという。また、食品企業の工場は細菌やカビの胞子が入り込まないよう、防護対策を徹底していることが知られている。一方で、家庭の台所はカビの胞子が飛び交うため、手作りパンにカビが生えやすくなるという。食品添加物に対する不安が過剰になり、手作り料理を食べさせようとする迷信に陥り、母親たちが苦しんでいることがわかった。
