このエピソードは、義実家の「稼げる者は稼ぐ!」という考え方の元、共稼ぎで家事を効率化するために便利な家電を導入しているウトメの良さと、夫が食に携わる仕事をしていることから期待する妄想と現実のギャップが描かれている。ある日、熱を出した私に夫は心配することなく、自分の食事はどうするかと問いかけた。一方、近距離別居しているトメは心配してやってきて、病人には粥が必要だと叱責する有様に変わる。また、夫が里田まいと同じ年齢で何品も作る旨を発言すると、トメはその発言を突っ込んでしまった。このエピソードは、働くトメがいるからこそ夫が世間知らずになり、幻想を持つようになったと指摘しており、教育が必要であることが示唆されている。